省エネ住宅にするには
住まいの快適さを実現し、エネルギーを賢く使える
日本では2050年カーボンニュートラルな社会を目指すという目標に向けて、住宅分野での省エネを推進する様々な政策を展開しています。
その1つとして、使うエネルギーよりもつくるエネルギーが多い(もしくは±ゼロ)になるZEH(Net Zero Energy House)を2030年には新築住宅のスタンダードにすることを目指しています。
「ZEH」を実現するには、エネルギー消費量を抑えるだけでなく、必要なエネルギー量を自ら生産することが必要になってきます。
ZEHを実現する為の重要なポイントが、まず、断熱性能が高い壁や窓を設置し断熱性能を上げ(断熱)、エアコン・給湯器・照明など省エネ性能が高い機器を設置(省エネ)、太陽光発電やエネファーム(創エネ)設備を設置し、消費エネルギーよりも生産量が上回る必要があります。
ZEHの基準?
ZEH(Net Zero Energy House)には大きく分けて4つの基準があります。
- 強化外皮基準(4~7地域:0.60 相当以下)
- 基準一次エネルギー消費量から20%以上の一次エネルギー消費量の削減
- 再生可能エネルギーを導入
- 再生可能エネルギーを加えて、基準一次エネルギー消費量から100%以上の削減
※達成状況に応じて下記種類に分けられます。(一部抜粋)