オール電化との比較
お料理編
ガスコンロ・IHクッキングヒーターの違い
[加熱方式]
ガスコンロ
炎が鍋を包み込むように |
鍋を振って高温で一気に温めることができるため、食材のうまみを閉じ込め、直火でパリッと焼き上げることができます。
IHクッキングヒーター
磁力線による“うず電流” |
鍋が天板に接していないと通電が止まる仕組みになっており、水分が残りやすく、さっぱりとした食感が得られません。
ガスは制限なく自由に
ガスコンロ
[火力]
全てのコンロを同時に使用することが可能です
[お手入れ]
上昇気流があるため、匂いや汚れがレンジフードに集まりやすく、屋外に排気されます
IHクッキングヒーター
[火力]
総電力が5.8kW以上になるとヒータの火力が自動的に落ちてしまう仕組みです。
→ 両面焼きロースターも上火・下火の同時使用は不可となります
[お手入れ]
上昇気流が弱いため、油煙・ニオイが壁などの屋内に飛散します。
正しい扱い方で火を身近に
温かい暮らし編
[仕組み]
電気
エコキュート
空気の熱から電気を利用してお湯を沸かします
夜のうちに沸かしたお湯を貯めて使用
↓
深夜電力のお得な料金でお湯を沸かしますが、
湯切れ、夜間稼働音の
心配が懸念されます
→一度湯切れすると湯沸かしに時間がかかる
安全・安心編
停電になった場合
ガス併用住宅
停電時でもお湯を沸かし料理をすることができます。また、100Vの電源(ポータブル蓄電池)が確保できれば、お風呂を沸かしファンヒーター等で体を温めることもできます。
オール電化住宅
太陽光発電装置や蓄電池を導入することで停電時にも対応できますが、初期費用がかさんでしまいます。
ガス停止になった場合
地震などで電気が止まってしまった場合、ライフラインに複数の手段があることは万が一の際に心強いことです。
家庭内のエネルギーを電気・ガスに分散させることで、ガスが担っている部分については機能が停止せずにご使用いただけます。
ガスメーターってなに?
感震遮断
震度5以上の地震を感知
↓
ガスを止めます
気象庁発表の震度ではなく、メーターの揺れで判断するため、建物の高さや構造など諸条件により、震度5弱や震度4でも作動することがあります。
継続使用時オーバー遮断
・シャワーの出しっぱなし
・お風呂の沸かし過ぎ
↓
ガスを止めます
一定量のガスが所定の時間以上流れ続けると、自動的にガスを止めます。
流量オーバー遮断
ガス管破損やガス栓の誤開放など
↓
多量のガスが流れると
ガスを止めます
(メーターの大きさごとに定めた量を超えた場合)
圧力低下遮断
ガスの圧力が低下
↓
ガスを止めます
何らかの原因でガスメーター内の圧力が異常に低下した場合、危険な状態を判断してガスを止めます。