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環境について

ガスについて~環境について~

温室効果ガスが増えると地球はあつくなる。それが地球温暖化。

たくさんのエネルギーを使うことで、ますます便利になっていく私たちの暮らし。
しかし、その一方で、エネルギーをつくるときや使うときに発生する“温室効果ガス”が地球温暖化の原因の一つとして問題となっています。
温室効果ガスの代表格が二酸化酸素で、その濃度が高くなると、太陽熱の逃げ道が遮断されて、地球の表面温度がどんどん上昇していきます。

このままだと地球の未来が大変なことに!

地球の表面温度が上昇を続けると、さまざまな災害が起こりやすくなるといわれています。
北極や南極の氷がとけたり、海水の温度が上がって台風やハリケーンが多くなったり…。この環境の変化によって作物が育たなくなったり、生きものが死んでしまったりということが起こります。
地球の平均気温は、この100年間で約0.6℃高くなったことがデータで認められています。科学者などによると、このままだと、100年後はいまより気温が5.8°Cも高くなることが予想されています。

地球温暖化をくい止めるために必要なこと

限りあるエネルギーを大切に

では、地球温暖化をくい止めるためには、どうしたらよいのでしょうか?そのためには、私たち一人ひとりのエネルギーを大切に使う意識と努力が大切になってきます。
太陽の光や風の力などを利用する自然エネルギーの活用は少しずつ増えてきてはいますが、まだまだ化石エネルギーに頼っているのが実情です。世界中で使われている"エネルギーのもと"(一時エネルギー)の割合をみると、90%近くがいつかはなくなってしまう化石エネルギーであることがわかります。
このような中、まず地球温暖化をくい止めるための第一の課題は、私たち人間が徹底した省エネに努めることです。
私たちの暮らしでエネルギーをムダに使えば使うほど、地球の温暖化は進んでしまうのです。

天然ガスって地球にやさしいの?

天然ガスは化石エネルギーの一種です。
化石エネルギーが燃焼する時にどうしても発生するのがCO2(二酸化炭素)やNOx(チッ素酸化物)。石油や石炭はもちろん、天然ガスも例外なく発生してしまいます。
しかし、石油や石炭と比べると、CO2の発生は石炭と比べて約6割、NOxは2割~4割しか発生しません。しかも、大気汚染や酸性雨の原因とされるSOx(硫黄酸化物)は、まったく発生しません。
化石エネルギーの中で、天然ガスは、地球にやさしい、クリーンなエネルギーなのです。

限りあるエネルギーを大切に

天然ガス自体は、火力発電所でも発電用エネルギーとして使われていますが、発電所から長距離に及ぶ送電線を伝って家庭などの消費場所に電力が届くまでに、相当のロスが生じてしまいます。例えば、お湯を沸かすのに、電気でなくガスで沸かすこと自体が一定の省エネにつながるのです。
 

地球温暖化対策のキーワードは“創る”という発想

ガスを使ってお湯を沸かすなど、"エネルギーを消費するだけ"からさらに進化したのが"エネルギーを創る"="ガスコージェネレーションシステム"という考え方。
ガスコージェネレーションシステムとは、ガスを使って電気を創り、さらに発電時に発生した熱をエネルギーとして有効利用するシステムのことです。
従来の発電システム(火力発電所で発電するシステム)と比べて送電ロスが少なく、今まで捨てていた熱を給湯や冷暖房などのエネルギーとしてムダなく活用することができます。
CO2の排出を抑える環境にやさしいシステムとして、家庭用ではエネファームやエコウィルが、また、エネルギーをたくさん使うホテルや工場、病院などではガスエンジン方式やガスタービン方式などの業務用ガスコージェネレーションシステムが積極的に導入されています。
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